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都留市ってこんなところシリーズvol.5【太郎滝・次郎滝】

都留市ってこんなところシリーズvol.5
「都留市ふるさと納税」といっても、そもそも都留市ってどんなところ?
と思われる方もいらっしゃるかと思いますので、「都留市ってこんなところシリーズ」vol.5をお届けします♪
投稿を通じて、都留市のことを知ってもらえると嬉しいです!

太郎滝・次郎滝とは

太郎滝・次郎滝は「平成の名水百選」にも選ばれた十日市場・夏狩湧水群の水が流れる柄杓流川の崖にある2本の滝です。上流の滝が太郎滝、下流の滝が次郎滝と呼ばれていて、滝の落差は約10メートルです。また脇からも湧水が流れ出ている風景は見る者の心を潤してくれるようです。

その名の由来

太郎滝・次郎滝のその名前の由来は定かではないようですが、都留市老人クラブ連合会編「都留の民話」の抜粋によると

昔全国を荒らした侠客の一味に、困る者を助けた太郎・次郎という凶状もちの兄弟があった。ある夜捕方に追われて上夏狩に逃げ込み、ある旧家に救いを求めた、家内の人々は驚きあわて唯うろうろするばかり、その内捕方が踏み込んで来たので太郎・次郎は奥の間から雨戸を蹴破って外に出たが、捕方の追撃は急であった、土地不安の太郎・次郎は逃げ場を失いこの滝の瀬に乗って滝壷に落ちてしまった。と云われています。

つまり太郎が落ちた場所は太郎滝、次郎が落ちた場所は次郎滝として知られるようになったようです。

幻想的な凍結する滝(冬季)

滝が流れる川にも由来が…

滝が流れる柄杓流川(しゃくしながれかわ)は、三つ峠を源流として桂川に流れ込む支流です。この川の名前の由来としても次のような言い伝えがあり、「昔、河口湖の南岸にある筒口と呼ばれるところから柄杓(ひしゃく)を流したところ三つ峠の山裾の水の湧き出す口から柄杓が流れ出したことから呼ばれるようになったと云われています。※柄杓流川の呼び名については「ひしゃくながしかわ」や「ひしゃくながれがわ」等さまざまな呼び方が使われているとのことです。

太郎滝・次郎滝までのアクセス

・最寄駅 富士急行線 東桂駅(徒歩15分)
・所在地 上夏狩公民館向かいの細い路地を入って100mほど
     歩いたところ
・駐車場 都留市夏狩1800-1(10台駐車可)