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【楽天トラベルクーポン】都留に来るなら泊まりで来よう!(十日市場・夏狩エリア)

都留市ではふるさと納税の返礼品として都留市内の宿泊施設で使える楽天トラベルクーポンを用意しています。でもトラベルクーポンがあっても、都留市には何があるか、そしてどこに行けばいいかわからない!そんな方々向けに歩いて回れる、「富士湧水のまち」コースをご紹介します。

田原の滝

都留市の上谷地区と東桂地区を結ぶ橋から見ることができるのが「名勝 田原の滝」。
たくさんの観光客が訪れ、富士急行線の列車とともに映る滝の迫力のある絵はフォトスポットとしても名をはせています。
この滝では富士山から流れ出した溶岩が作り出す地形により、清流桂川の豊かな水が複数の滝となって流れ落ちる様を眺めることができます。
またかつて、谷村の地に滞在した松尾芭蕉がこの滝を見て富士の雪どけで増水した桂川の清流に、踊る魚とともに春の訪れを喜ぶ心情を『勢ひあり 氷消えては 瀧津魚』という句に詠んだ縁もあり、滝を正面に望む場所に句碑と句を詠む芭蕉の石像が建てられています。

田原の滝

永寿院

延暦19(800)年に開創され、湧水地となっています。寺記に「弥陀の霊夢に清泉の湧出るありと按に懇地西隅の岩際より麗水湧出なるに誓願し弥弥の尊体を入仏し水の源なるを以て水源山と云い、永く無量の寿水汲来ん事を祝言し寺号を永寿院と起立す」と記録されています。また、山号は「水源山」であり、境内に湧水があることにちなんでいます。
※境内に水汲み場はありますが清毒処理されていないため、飲料用として推奨されていません。

永寿院

長慶寺

寛正3(1462)年に天台宗の行者、大淵阿闍梨により開かれ、長慶庵という小さな寺でしたが、 その後元亀元(1570)年、鎌倉建長寺の僧である、五峯東源禅師が堂宇を造営し庵を寺と改め天台宗を臨済宗に改宗して出来たのが現在の長慶禅寺です。
境内の周辺に湧水地があり、湧水は外気の影響を受けにくいため、水温は年間を通して約12℃~13℃に保たれています。毎年5月下旬〜7月下旬には、清流でしか育たない梅花藻(ばいかも)の花が湧水池いっぱいに咲きます。梅花藻はキンポウゲ科の水生多年草で、水面に咲く小さな花が梅の花に似ていることから梅花藻(ばいかも)と呼ばれています。

梅花藻(ばいかも)

太郎・次郎滝

太郎滝・次郎滝は「平成の名水百選」にも選ばれた十日市場・夏狩湧水群の水が流れる柄杓流川の崖にある2本の滝です。また脇からも湧水が流れ出ている風景は見る者の心を潤してくれるようです。上流の滝が太郎滝、下流の滝が次郎滝と呼ばれていて、滝の落差は約10メートルです。
また脇からも湧水が流れ出ているその風景は来た者の心を潤してくれるようです。

太郎滝・次郎滝

わさび田

富士山の湧き水が流れ、一面に棚田が広がる「菊地わさび園」は、大正時代からわさびを栽培しています。約7千平方メートルの畑には年間変わらず、毎分約2トンの水が湧き出ているそうです。畑のあちこちから水が流れ出ていて、水温は一年間一定に保たれ、1年中、ワサビを収穫できまず。収穫されたわさびは試行錯誤を重ね、生み出された無農薬・無添加のわさび漬けが中心です。
本わさびもお土産としてお持ち帰りができるわさびの収穫体験やわさび田散策ができます。(要予約です。)

わさび田
収穫されたわさび

おなん淵

おなん淵は鹿留川流域にあり、御正体山付近の水源から約6キロに渡って流れ、最後は桂川に合流しています。落差3メートルの滝が落ちる滝つぼにある、この深い淵がおなん淵です
言い伝えによるとおなんという若い下女の名前で、おなんは、昔、この地域に住んでいた裕福な男のもとで奉公をしていました。ある日、主人がとても大事にしているお膳を誤って落とし、割ってしまいました。主人はひどく叱り、その後、おなんは恥じて崖から身投げをしました。言い伝えによると、地元の人は、ある一定の数のお膳を貸してくださいと書いた紙を滝に送ると、翌日には頼んだものと同じ数のお膳が下流に浮かび、使わせてくれることが分かりました。しかし、ある日、半分返さなかったことがあり、それ以来、頼みを聞いてもらえなくなったとのことです。またおなんのものと言われるお膳の1つが、東桂の宝鏡寺に保管されています。

おなん淵

蒼竜峡

桂川の蒼竜峡団地裏手から十日市場にかけての渓谷です。両岸に魚のウロコのような奇岩が続くこの秘境は、桂川の激しい水流により自然に作りだされたものです。
この渓谷は、数万年前、富士山から噴出した古い溶岩流の残りが浸食されてできました。この「蒼竜峡」という名称は、その美しさに魅せられたジャーナリスト、徳富蘇峰(とくとみ そほう)が曲がりくねった、蛇のような形状、鱗のような形に浸食した両岸の岩、水の印象深い青い色に注目し、「青い竜」を意味する蒼竜と名付けました。
※現在、蒼竜峡へ下りる通路は整備されていませんのでご注意ください。

蒼竜峡

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