都留市ってこんなところシリーズvol.10【人口の10分の1が学生!?のまち】
「都留市ふるさと納税」といっても、そもそも都留市ってどんなところ?と思われる方もいらっしゃるかと思いますので、「都留市ってこんなところシリーズ」vol.10をお届けします♪投稿を通じて、都留市のことを知ってもらえると嬉しいです!
高等教育機関が3つ!
都留市は大きなまちではありませんが、その中でも3つの高等教育機関があるのです。それは公立大学法人都留文科大学、健康科学大学看護学部、産業技術短期大学校都留キャンパスの3校。
そして、なんと人口3万人のまちに3000人もの学生がいます。しかもこれらの教育機関は市民に向けた聴講生制度や講座、イベントなどを沢山開催していたり、学生たちが都留市のまちづくりに積極的に関わっています。
公立大学法人都留文科大学
都留文科大学は昭和28(1953)年に山梨県立臨時教員養成所としてスタートしました。
その後、昭和30(1955)年に都留短期大学となり、昭和35(1960)年には初等教育学科と国文学科を設置した4年生の都留文科大学となりました。
平成21(2009)年には公立大学法人となり、現在の2学部6学科編成となっています。
日本全国から学生が集まることが特徴で、その卒業生の多くは教職に就くなど、教員養成系大学として発展を続けてきました。
都留市と言えば、たくさんの方がまず連想するのがこの都留文科大学だと思います。
健康科学大学 看護学部
健康科学大学は平成15(2003)年に開学した大学です。
医療・保健・福祉の専門家を育成することを目的に、理学療法学科、作業療法学科、福祉心理学科そして看護学科の4学科にて設立されました。
桂川(都留)キャンパスは平成28(2016)年4月に開学し看護学部看護学科を設置しました。
県内に暮らす乳児から高齢者まですべての人を看護の視点をもって看まもり、社会の動向を見据えた先駆的な看護教育を実施している大学です。
山梨県立産業短期技術大学校 都留キャンパス
山梨県立産業技術短期大学校は平成11(1999)年に全国で7番目の県立職業能力開発短期大学校として開校しました。
平成25(2013)年4月には富士・東部地域の技術者養成を目指して、生産技術課、電子技術課の2科を擁する都留キャンパスを開校しました。
2年間の学びを通して、幅広い専門知識と高度な技術を習得した卒業生は卒業後、各方面から高い評価を得ています。
大学コンソーシアムつる
都留市は平成27(2015)年、公立大学法人都留文科大学、健康科学大学、県立 産業技術短期大学校の3つの高等教育機関と「大学コンソーシアム つる」を設立しました。
このコンソーシアムは都留市の政策と各大学が持つ「ヒトづくり」、「モノづくり」、 「健康づくり」という特色を組み合わせて、今ある大学の 施設や先生を活用して、市民の皆さんに生涯学習の場の 提供をしていくために設立されました。
現在、市では、この3つの大学の特色を活かした生涯学習プログラムを提供することにより、いつまでも生きがいを持って暮らしていただく「生涯活躍のまち・つる」事業を進めています。
シリウスカレッジ
シリウスカレッジは、都留市が令和4年度から開校した社会人のための大学です。市内にある3つの大学等(都留文科大学、健康科学大学、産業技術短期大学校)の先生方が講師となり、年間を通して専門性を活かした様々な講座を行っています。令和4年度は3つのコースを開設し、身近な課題からグローバルなテーマまで、幅広い分野の最新の知識を学ぶとともに、実習やディスカッションを通して、一緒に学ぶ仲間との交流を深めることができます。
まちづくりへの参加に積極的!まちに溶け込む学生たち
学生たちの一部は、まちづくりに積極的に参加しています。
大学生のみで運営している宿泊施設「ゲストハウスゆかり」、こどもたちの放課後の居場所づくりとして谷村町駅舎を活用した「ぷらっとはうす」、学生が地域を巻き込んで参加、運営する300人の子供が集まるイベント「つる子どもまつり」、学生が中心となって運営している子供食堂などの取り組みを行う「つるっ子プロジェクト」など、都留のまちの様々な場所で学生たちの活動を見ることができます。
まさに都留市は学生と共に歩み、学生と共ににあるまちなのです。そんな都留市のことをもっと知っていただくとうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました♪